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うちの本丸【刀剣乱舞】

第73章 帷


「ごめんなさい、静かで、怖くて‥」

頭を撫でて抱き締めながら、次の言葉が出るのを待つ。

「皆を、起こしたら‥いけないと思って、ここに…けど、こわ、くて。」

「そっか、怖かったね。大丈夫、僕が居るからね?何も怖い事なんかないんだよ?」

こっちに来てから様子がおかしかった。日に日に表情が曇る事が多くなってるし…

ねぇ、君が怖がってる物は何なのかな?

魘されたあの時は、長谷部君を思い出していたんだよね。じゃあ今は?

「光忠ぁ‥」

涙を拭ってあげると、安心したように、首に腕を回してくる。

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