【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第11章 摸倣
〜黄瀬side〜
in武器庫
黄瀬「…本当に連れてきてしまった。てかマジでカワイイっス。」
目の前の姫は無防備で、色っぽい寝息をたてている。
なんかすっげぇ悪いことしてて興奮する。
(オレ変態っすね…。今さら後には引けない…)
でもこれ姫にオレってことがバレたらチクられて殺されるから声出さないようにしないと。
回りをぐるりと見渡すと目に留まったムチを手に取り、姫が目隠しを外さないように腕を縛った。
黄瀬「これでよし。なんか拉致監禁っぽいっス…。」
そして姫が目覚めるのを待つことにした。
***
1時間経過
黄瀬「…暇っス。」
緑間っちのくれた睡眠薬入りキャンドルがよく効いているのか、姫はなかなか目覚めてはくれない。
(そういえば、オレ姫と全然話したことないっスよね…)
暇を潰すために彼女とのことを思い出していた。
最初に会ったのは青峰っちと紫原っちと一緒に会いに行ったときっスね。
あのときはたしか…花宮クンに襲われそうになってたっス。
(懐かしいっスね)
でも赤司っちに歯を向けたときはオレも驚いたっス!
…素直にスゴイって思った。
オレにはもちろん青峰っちですら逆らえないのに…
まぁそれに1番驚いてたのは赤司っちだと思うけど。
あ、でも姫が来てから赤司っちが変わったような気がするっス…
黒子っちも戻って来たし!
それに…
黄瀬「オレもこーんなイケナイことできるし…」
1人武器庫でそう呟いた。
(それにしてもよく眠ってるなぁ〜)
いいかげん目を覚ましてくれないと困るんスけど…
こうゆうとき物語では「王子様のキス」で目覚めるんスよね…
オレは姫に近づき、そっと口づけをした。
黄瀬「さぁ、目覚めの時間ですよ…お姫様?」
そう姫の耳元で囁いた。