• テキストサイズ

【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】

第2章 日常



水戸部「・・・」


コガ「ん?どうした水戸部… あっ!そうそうすっかり忘れてた!」


貴女「どうしたの?」


コガ「姫に伝言を言いに来たんだった!」


貴女「伝言?」


コガ「うん! 国王が話があるから今から来てってさ!」


(はぁまたか…)


いつもは朝、私から出向くのだが今日は勉強のために行かなかったからおそらく心配をしているのだろう。


貴女「それじゃあ行きましょうか。」


私たちは部屋を後にした。



in王室


貴女「おはよう。兄様、リコ姉様」


日向「おお、やっと来たか」


リコ「おはよう。#NAME1#」


わたしの兄と義姉


兄さんはこの国の王。城の住人を厳しく育てつつも皆から好意を持たれている。


リコ姉さんはこの国の女王。兄さんのお嫁さんでとっても優しくて元気。兄さんもリコ姉さんには頭が上がらない。


日向「おいコガと水戸部、なんでこんなに時間がかかってんだ?サボってただろ!」


コガ「ギクッ…えっ、あぁいや…その~」汗


水戸部「・・・」汗


想像以上に焦っている二人を見て思わず声を出さずに笑ってしまった。


リコ「二人とも忙しいんだからいいじゃない! 小金井君 水戸部君もう下がっていいわよ。」


リコ姉さんの一言で小金井君も水戸部君も安心した顔つきになって戻っていった。


貴女「兄さん、いい加減毎日呼び出すのはやめてよ… 子どもじゃあるまいし。」


日向「ダァホ、子どもだろうが大人だろうが妹の心配をするのは兄の役目だろ。」


(何から心配するのよ兄さんは…)


リコ「そうよ、それに#NAME1#がいたらここもにぎやかになるしね。今日は伝言もあるしね」クスッ


日向「ほら、リコもそういってるじゃないか!」


兄さんもリコ姉さんも相変わらずの調子だ。


貴女「それで伝言って?」


リコ「1週間後にね、この国でパーティがあるのよ。 そのことを伝えておかなきゃいけないと思ってね。」


パーティ…この国では年に1回の珍しいイベントだ。 たくさんの人が来て私はあまり好きではない。


リコ「ドレスは私が用意しておくわ。 衣装合わせには付き合ってね。」


貴女「ありがとう、いつでも呼んでね。」


私は二人とすこし話をして王宮を出た。
/ 141ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp