【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第9章 真情
一刻も早く高尾君から逃げようと手に力を入れるがその手は放してくれない。
高尾「抵抗してるわりに気持ちよさそうじゃん…黒子に開発されちゃった?」
なんでもお見通しかのように、ニヤリと笑う。
貴女「っ!?なんでっ…」
高尾「なんででしょー? ホークアイからは逃れられないぜってな」
胸の愛撫をやめた高尾君はまた手を下にもっていきスカートの中に手を入れ下着に触れた。
高尾「濡れてんな…嫌なことされてんのに感じちゃってんのか?」
貴女「っ!!!」
高尾君は下着の中に指を入れる。抵抗したいのに考えとは裏腹にスルリと高尾君の指を受け入れる。
貴女「あっダメッ!!!」
思わず大きな声が出る。
高尾「あんま声出すと他の人に聞こえんぜ?お姫サマのいやらしい声。」
そういうと遠くで声が聞こえる。
兵士「おい聞いたか?黄瀬さん、また青峰司令官にパシリにされたって」
兵士「またかよ、黄瀬さんも大変だなぁ」
おそらく鍛錬を終えた兵士だろう、今はまだ昼を過ぎた時間帯なので兵士がうろついていてもおかしくない。私は一気に恥ずかしくなり、口を力強く閉じる。
それなのに高尾君は面白がるように指を奥まで入れる。それから逃げようとするが腰が自然と動く。
高尾「自分から動かして…エロイねぇ……もしかして足んねぇの?」
(そんなつもり、ないのに!)
奥まで入れられた指が手前を押すように何度も何度も刺激される。
高尾「そろそろ観念したら?」
私はさっきと変わらず首を左右に振ると指の動きが速くなる。
貴女「~~~~~っっ!!」
容赦なく襲ってくる快感に必死に耐える。するとぴちゃぴちゃと水音のようなものが自身の下半身から聞こえる。
高尾「いやらしい音。ほら、早く言わねーとイっちゃうよ?」
貴女「っ…んんっ…っゃ…~~っ!」
背中が弓のように反る。聴覚から入る音や声に羞恥心の限界になり涙が頬を伝って高尾君の腕に零れ落ちる。
すると、今まで動いていた手が止まり指を抜いた。