【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第5章 波乱
~高尾side~
オレは皇帝の部屋まで来ていた。
赤司「高尾か、どうした?」
高尾「ネズミが2匹」ニヤッ
たとえほかのヤツが気づいてなくてもオレにはわかるんだよなぁ~ ホークアイからは逃げられないぜってな
高尾「たぶん誠凛の連中だと思うぜ、夜も遅いけど始末しろっていわれりゃ実行する。どうする?」
暗殺はオレの本業なんでね。
赤司「焦るな、2人なら姫を連れ出すなんて無理だ。ということは近々誠凛軍が攻めてくるか、実力のあるやつに姫を任せるかの二択だ。だったらここでその二人を片付けるよりも後者を捕えたほうが価値があるだろう。」
高尾「ははっさっすが皇帝、考えることが違うね~」
あれ?でも赤司の目的ってあの姫さんだけじゃねぇの?ま、いいか
赤司「高尾、いい働きだった。汚名挽回といったところか?だがもう一働きしてもらう必要がありそうだな。」
汚名…あぁ誠凛城で見つかったことか。別にミスってはないはずだが花宮がオレのせいで姫を傷つけたってことでオレが悪くなった。これははっきり言って花宮の罪のなすりつけだ。大体暗殺が本業のオレに暗殺以外の仕事を渡すっていう赤司もわけわかんねえけどな
高尾「いいぜ、何をしたらいいんだ?」
赤司「そう改まることはない、さっきと同じようにすぐに侵入を知らせるだけでいい。報酬のことは安心しろ、お前はそれだけで花宮と同じだけやろう。」
高尾「あぁ、さんきゅ」
やっぱ赤司のもとからは離れらんねぇ。周りの奴らはよくないけど報酬は一番いい。
オレは赤司から買われた、もとはフリーの暗殺者として働いてたけどある仕事で赤司を始末しろっていう仕事に失敗してその赤司に買われた。だが、後悔は全然してない。むしろ良かったと思ってる。
高尾「ん、了解。っじゃな~」
オレは手を振ってから部屋を出た。