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【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】

第16章 逆襲





貴女「は…離しなさい。こんなことしてただで済むと思ってるの…?」



「へぇ~あんた強気だなぁ。さすが赤司の女ってか、でもその割には肩震えてんぜ?こんなことしたらどーなんの?」



彼の手が肩に触れる。



「っ…触らないで!」



「あーその顔そそるわ、そーゆー顔されると寧ろ泣かしたくなる。」



抵抗してみてもそれは逆効果で、寧ろ煽ってしまう。



こんなことなら赤司くんにあんなこといって気まずくなんてならなきゃよかった…



あんな別れかたしなきゃよかった…



もっと早く謝りにいけばよかった…



彼は自分の親指をペロリと舐めると思いっきり床に私を押し倒した。



貴女「いっ…んんっ!?」



そのまま唇を押しつけられる。



灰崎「おい、口開けろ」



貴女「……」



灰崎「あー言い方変えるわ、痛い目みたくなかったら口開けろ」



そう言って服に隠された短剣を覗かせる。



…こんなとこでまだ死ぬわけには…いかない。悔しいが私はゆっくりと口を開けた。



灰崎「できんじゃん…んっ」



貴女「んんっはっ…ふっ…んんっんっ」



彼の舌が遠慮なく口内に侵入し、荒々しい深いキスが襲う。



(苦…しい…やだ…気持ち…悪い…)



貴女「はぁっはぁっはぁっ」



唇が離されたかと思うと休む暇もなく彼の手が私の服をずらし、下着が露になる。そして彼の大きな手が私の胸を雑に愛撫する。



灰崎「胸でけぇなぁ赤司とはもうヤったのか?」



貴女「ぁっ…んっんっ…触んっないでよ…」



灰崎「どーなんだよ、なぁ」



威圧的な目。荒々しい口調



(怖い…)



彼は下着を乱暴に取り先程口内を犯した舌でそこを舐める。



貴女「やっ見ないでっ!ぁっ!んぅっはっぁっ…ゃめ…てっ…ぅっ」



灰崎「かわいい声出んじゃん、腰動いちゃって淫乱だな。ははっもしかして敏感ちゃん?赤司に開発されたのか?ほら、きもちーんだろ?もっと舐めてやるよ」



貴女「ちがっ…ぁっゃっ…んんっ…気持ち…悪いっ…やめて…」



赤司くんのときと全然ちがう…早くて、荒くて、気持ちがいいなんてこれっぽっちも思わない。



まるで何もかもを奪われてしまった…そんなような気がした。


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