第2章 烏と青葉
菅原、日向が部屋に戻ると日向がいなくなり心配そうにしていた部員達がぞろぞろと菅原の元へ寄ってきた。
東「おぉ日向見つかったのかぁ勝手にどこかに行ったら駄目だぞ?」
と菅原に抱えられている日向の頭を優しく撫でる。
日「すいません!あ、でも国見も小さくなってました!」
撫でられると少し嬉しそうに笑い上記の事を述べた。
日向の言った事を聞くとなんだ烏野だけでは無かったのかと部員達に安堵の息が漏れる
影「今小さいのに勝手に外に出るなボケェ」
と山口の腕の中にいる影山が声を上げた。
影山も日向山口と同じく小さくなってしまったのだ。
月「王様もチビも頭の中と同じ外見になったんだヨ」
と他のメンバーより少し遠くにいた月島が声を上げた
影山は月島を睨むように見る
影「別になりたくてなったんじゃねぇよ」
と幼くなり涙腺が弱くなったのか半泣きで月島に反論するとそれを見ると澤村が゙山口、影山少しこっちに貸してくれないか?゙と問いかけ山口から影山を預かり月島の方を向くと少し笑い
澤「月島、今影山は少し小さいから少しだけ優しくしてくれないか?」
と言うと月島ばはい゙と少し小さく返事をするとヘッドフォンをして携帯をいじりだした。
部員達はまだ少し日向達の事が気になる様だが各自明日の用意等をしている
菅原「大地ー、少し青城の部屋行くべ」
大地「ん?あ、おうそーだな国見も少し気になるしな」
と日向影山を抱えて青葉城西の部屋へ向かう