第2章 烏と青葉
「及川さんどうしたんですか?」
「岩泉さんそれ…」
等と他の部員も岩泉の腕の中にいる国見を見つけ驚いた様にざわざわとしだすそこへ場違いとも言える声が後ろから聞こえた
日「あ!国見だっけも小さくなったんだな!」
と烏野の小さな巨人に憧れる日向翔陽が後ろからぱたぱたと走り岩泉の所へ走っていき見上げる
及「え、チビちゃんも小さくなったの!?」
及川の目がキラリと光るのを見逃すほど岩泉も馬鹿では無い足元で国見の事を見上げている日向を片手でひょいと抱き上げる抱き上げられた日向ば国見ー?寝てるのか?゙と国見の頬をふにふにと片手で遊びもう片手では岩泉の服を離さないとギュっと掴む岩泉は国見とは違う可愛さに思い切り撫で回したい衝動にかられたが今撫でてしまうとどちらかを降ろさないといけなくなる降ろすと及川の餌食だそれだけは可哀想なのでぐっと我慢した。
及「岩ちゃん狡い!2人とか!」
と及川は怒ったように叫ぶと日向は脅えたように国見の頬をいじるのを辞め岩泉にギュっと引っ付き国見は起きたのか声を発した及川を見る。目の前に怯えている日向の事に少し驚くがなにか通じたものがあったのか手を伸ばし日向の事を優しく撫でる。
岩「うるせぇ国見も起きただろ」
と岩泉は及川に小さく蹴りをいれる
ガラガラッと教室の扉が開くと
菅「日向ッ!いますか!?」
と慌てて息を切らした菅原が立っていた。
日「スガさんッ!」
と先程まで怯えていた表情とは変わりパァァと笑顔で菅原に両手を伸ばすと菅原もふわりと笑顔になり゙岩泉ごめんなぁ日向の世話見てもらっちゃっでと眉を少し下げ少し申し訳なさそうに述べる
岩「いや別にいいべ可愛かったし」
と言うと空いた片手で日向の頭をくしゃくしゃと撫でる。菅原は岩泉がまだ抱っこしている国見を見るど国見も小さくなったのか?゙と問いかけ乍岩泉の腕の中にいる寝起きで少し不機嫌な国見をふわふわと撫でる