• テキストサイズ

キミとボク【気象系BL】

第16章 眠りのキミ



「ひゃあぁん…な、に…。」

前立腺を掠めたんだとわかった。

少しでも痛みを感じないように、翔くんにも気持ちよくなってもらいたくて、前立腺を掠めながら中心を中に入れていった。

「全部入ったよ。」

「嬉しい…。」

翔くんの中は締め付けがよくて、温かかった。

「翔くん、気持ちがいいよ。」

「俺もだよ、智くん。」

俺は腰を振り続けた。

翔くんも自ら腰を振っているのを感じた。

「んっ…あっ。」

「あっあ…んっ。」

「もう出る…。」

「俺も…。」

俺たちはほぼ同時に白濁を放った。




後処理をしてシャワーを浴びて。

隣でぐったりしている翔くん。

頭を撫でるとうっすら目を開けて微笑む表情がとても綺麗だった。

「智くん…好き。」

寝息とともに発せられるのが嬉しい。

「俺も好きだよ、翔くん。」

どうせなら、起きてる時にも言いあいたいな。

そう願いを込めて、眠っている翔くんの唇にキスをした。




もし翔くんがスーツにキャップという姿で眠っていなかったら、俺たちの関係はどうなっていただろう。

いや、すでに会社の上司として惹かれてはいたから、遅かれ早かれこの関係にはなっていたと思う。

今、俺の隣で安心したようにスヤスヤ眠っている可愛い人。

この寝顔は俺だけしか見れない優越感に浸りたい。

…そうだね、電車の中でこんなに大口を開けてたら、キャップは必要かもしれないな。




END


/ 1027ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp