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キミとボク【気象系BL】

第85章 のぼせ注意報



ぷりんっとしてる小ぶりな櫻井のお尻。

「まだ何もしてないって」

そう。

お尻を撫でた程度で、肝心な…固く閉じているあの部分には程遠い。

「でも…なんかヘンになっちゃいそうなんだもん」

さっき1度イッたのもあって、感度が良くなっているのだろう。

半開きの口でポーッとした表情で俺を見るから、

“大野くん…早くぅ”

って言う風にしか見えない。

「これ以上先に進むのはつらい?」

一応そう聞いてみた。

そしたら

「やめちゃうの?」

なんて言葉が櫻井から返ってきて。

「へっ?」

「俺、覚悟して戻ってきたのにぃ」

櫻井は俺の胸に頭を強く擦りはじめた。

「痛い、痛いっ。わかったから。途中で止めたりしないから」

「…うん」

下唇をキュッと噛んで上目遣いするから、キュンとしてしまった。

おでこもうっすら赤くなってるし。

こんな表情、普段の櫻井からは想像できないよ。



「続けるよ、ヘンになったっていいから」

「嫌いにならないでね」

あぁ、もう本当に可愛い。

「嫌いになんてならないよ」

俺はゆっくりと櫻井のお尻を撫で回した。

「んっふぅ」

櫻井から甘い吐息が漏れはじめる。

双丘を開こうとするとお尻にグッと力が入ってきたのを感じた。




俺は一旦お尻から手を離し、櫻井に背を向けさせた。

「大野くん?」

「櫻井、お尻を上げられる?その方がいくらか痛みは少ないかも」

目を見開き、櫻井がヒュッと息を飲むのが聞こえた。

そりゃそうだよな、恥ずかしいよな。

お尻を突き出して、奥にあるあの部分を俺の目の前に晒すなんてさ。

だけど…。

「いいよ、恥ずかしいけどやってみる」

顔を真っ赤にしながらシーツに埋め、お尻をゆっくり上げはじめた。

ゴクッ

櫻井の白くて綺麗な肌、しなやかな体のライン。

俺は神秘的にさえ感じるその光景を眺めていた。





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