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キミとボク【気象系BL】
第14章 only love
深夜…
微かにドアを開ける音がする。
俺に近づく気配
誰だかわかるよ
あなたの香りがするから。
きれいな長い指で俺の前髪をフワッとかきあげて
おでこにキスを1つ落とし
そして
唇にも啄むようなキスをして。
あなたが部屋を出たあと
目をつむったまま俺が涙流してるなんて知らないでしょ。
頑固なあなたは俺の話は聞き流すんでしょ。
俺の将来のためにって自分の気持ちを隠すんでしょ。
だったら…
俺は自分で幸せをつかみにいくから。
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