第10章 恋ごころ
(おまけ~数年後~)
「あっ…あっ。」
「んっ、はぁ…翔くんさぁ、本当に…気づいてなかっ、たの?」」
「わかんな、かった…。」
「木曜日はさぁ…っ、翔くんに会いに行っ、てた…のに。はぁ…。」
「知らな、い。」
「なかなか顔っ、見てくれな、いし。」
「恥ずかしかった、から…やっん…。」
「アプローチしてたっ、のに。」
「あっんっ…。」
「このっ、鈍・感・めっ。」
「ごめ…ん。あっあっ、ちょっとはげしっ…。」
「お仕置き…ね、翔くん。」
「智くぅん…。」
「そんな翔くんも、好き、だけど。」
「俺も、智くんが、好き。」
END