第60章 きみに…きめた。
ぴちゃぴちゃと音をたてながら蕾を舐められる。
ゾクゾクする快感とともに、俺の中心が再びムクムクと勃ちあがり始めた。
「智くんのソコ…元気いっぱいだね。」
「翔くんのせいだよ…。」
「じゃあ、責任とらなくちゃね。」
俺の膝を掴んでいた翔くんの手が、内股に移動して蕾に辿り着く。
指で蕾を広げるようにしながら、舐める翔くん。
「あ、あんっ…。」
俺の中心がズクンと疼いて、また液が垂れ始めた。
翔くんの指がプスッと蕾の中に入ってくる。
「んっ…。」
「智くん、痛い…?」
「違うの…翔くん…キモチがいいの…。」
「智くん…。」
翔くんは指を2本に増やした。
「はぁ…んっ…。」
「智くん、ここキモチいいの?」
「うん…キモチ…いいっ…。」
「じゃあ…俺のは…いらない?」
「やだっ。」
「ちゃんと言って?」
「翔くんのが欲しい…挿れて…っ。」
「ふふっ。今、あげるから…。」
こんな風に、時には意地悪っぽく言う翔くんも好きで…愛しくてたまらないんだ。
期待をしてるからだろう。
俺の中心からは液が溢れ出し、蕾のほうまで伝っている。
翔くんはそれを指に絡め取ると、蕾に塗り始めた。
「はぁ…智くん。」
「んっ…翔くん…キテ…。」
翔くんの中心の先が蕾にあてがわれ、俺のナカに少しずつ中に入ってきた。