第48章 そのままでいい
翔くんの大きな瞳が、俺をじっと見つめている。
「綺麗だよ、翔くん。」
俺は翔くんの首筋に唇をあてた。
「んっ…。」
翔くんの吐息に身体が疼く。
シャツを捲りあげながら翔くんの腹から胸に手を這わせる。
ツンとしている胸の突起を指でキュッと摘まむと
「あぁんっ…あっん。」
翔くんの身体が仰け反った。
すかさず突起を舌で舐めて甘噛みする。
「あっ、あっ…んっ…。」
ビクンビクンと身体を跳ねらす翔くん。
俺は翔くんのシャツを脱がせて、自分のシャツも脱いだ。
露になった上半身には四つ葉のクローバー。
好きなものを身に付けているからなのかな…いつも以上にキラキラしている翔くんにドキッとする。
俺は翔くんを引き寄せ、太腿にグリッと自身を押し付けた。
翔くんの顔が真っ赤に染まり、恥ずかしいのを隠すようにキュッと俺にしがみつく。
「早く…智くんが欲しいな…。」
上目遣いで言われて、俺の身体は益々疼いた。
「もう少し待ってて。」
俺は翔くんの耳元で囁き、赤いぷっくりした唇に俺のそれを重ねた。
少し開いた口から舌を差し入れると、応えてくれる翔くんの舌。
「んっはぁ…はぁ…。」
角度を変えてキスを繰り返しながら、翔くんのズボンと下着、そして俺のズボン下着を下ろしていった。