第39章 甘い果実

「甘いです…おおのさん…。」

櫻井の唇が練乳でテカテカしている。

俺は櫻井の唇を甘噛みし、舌で唇をゆっくり舐めていった。

身体の疼きも増していく。

「さくらいが欲しい。」

思わず口にしてしまった。

櫻井は一瞬固まったが

「僕でいいなら…。僕も欲しいです…おおのさん。」

今度は櫻井のほうからキスをしてきた。

練乳の効果もあるのか…唇は密着し、舌はねっとりと絡み合う。

櫻井との甘い甘いキスに胸の鼓動が高鳴る。

俺は櫻井のシャツの裾からスルスルッと手を入れ、背中や腰を撫でていった。

「んっ…。」

櫻井の吐息…もっと聞きたい。

俺はシャツの中に入れていた手を移動させ、櫻井の胸の突起に触れた。

「あぁんっ…やっ…。」

身体をくねらせる櫻井のシャツを素早く捲りあげ、固くなった突起を口に含む。

「あっ…もっ…んんっ…。」

舌で転がしたり軽く甘噛みすると、櫻井の力が少しずつ抜けていった。

俺はそのまま櫻井をソファーに押し倒した。

「おおのさん…。」

櫻井の大きくて綺麗な目が揺れている。

俺は櫻井のシャツのボタンに手をかけた。

１つ１つ外していくと、櫻井も同じように俺のシャツのボタンを外し始めた。

もう止められない…俺の理性が弾けた。