第35章 恋日記

僕たちは再びベッドに入り、口づけ交わした。

「さと…く…。」

名前を呼ぶ翔くんの声が甘くて、僕の衝動をかきたてる。

翔くんの髪を鋤ながら、頬から首筋、鎖骨にちゅっちゅっとキスをしていった。

「あっ…ふ、ん…。」

翔くんの反応が可愛くて、すかさず胸から腹に唇を移動させると、翔くんの身体がビクンと跳ねた。

「そんなとこ…恥ずかしいよ…。」

「イヤなの？イヤなら…。」

「イヤじゃないから…続き、して…。」

目を潤ませながら言う翔くんに、ドクンと身体が疼いた。


お互いの中心からは、先走りが垂れている。

「一緒に気持ちよくなろ？」

「智くんと一緒に…。」

僕は翔くんの内股に唇を這わせた。

「あっ…ちょっ、やっんっ…。」

翔くんは僕の頭を押さえながらイヤイヤと首を振っている。

その姿にそそられて、上に逃げていく腰を引き寄せ、翔くんの中心を口に含んだ。

「ひゃっ、汚い…からっ。」

根元から先端まで丁寧に舐めあげると

「んっ…はぁ。」

気持ちよさそうにしている翔くんの声が聞こえてきた。

質量も増してきたような…。

「ねっ、智くん…一緒に出したいから…口、離して…。」

このままだと翔くんがきついんじゃないかと思うけど、翔くんからのお願いだし…

翔くんの中心から口を離すと、翔くんはハァハァと息を整えていた。