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キミとボク【気象系BL】
第29章 素直に言えなくて
(Oサイド)
風呂から出て、ビールをのんで。
暫くキャンバスの翔くんを眺めて。
1時間ちょっと過ぎた頃、何気なくスマホを手にした。
うわっ。翔くんからメール…
気づかなくてごめん、翔くん。
俺はスマホをタップした。
「あっ、翔くん?ごめんね、今、メールに気づいた。うん、うん。いいの?うん、わかった。待ってる。」
翔くん、ここに向かってくれてるんだ…。
何だか嬉しかった。
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