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キミとボク【気象系BL】
第27章 仲直りは…
『思い出してくれたの…?』
「うん…そうだよ。」
俺は電話をしながら、その相手…翔くんに近づいた。
スマホからだけでなく、後ろから聞こえる声にも気づいたのだろう。
翔くんはゆっくり後ろを振り向いた。
「さと、く…。」
俺は翔くんに近づいて、俺の言葉に傷ついたであろう愛しい人が壊れないように、そっと抱きしめた。
翔くんは俺の腕の中で、静かに泣いていた。
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