• テキストサイズ

ゆりかご 【黒執事 R18‐G】

第7章 凌辱 ~後編~



「ギ、アアアアアアアアアアアア―――――――――――!!!!!!!!」
 断末魔の叫びが、防音室に吸収されていく。私の耳をつんざくようなその叫びは、私の鼓膜を甘くうちふるわせ、興奮へと導いた。
「ホラ、ここに……、挿入(い)れられるのが……、だいすき、なんでしょう? ほら、此処だって、こんなにえっちに濡らして……!!!」
 流れているのは、ただの血だったけれど、今の私にとって、そんなのは些末事だ。
「ホラ、おねだりは? もっと、じゅぽじゅぽしてぇ、とか、ないの? あの男にだって、そうやって、……はぁ、はぁ……、ねだって、いたんでしょ?」
「イ゛――――――ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛―――――!!!!!!!!!!!!!」
「ふ、あ、あはははははははは―――――――!!!」
 私は、興奮が抑えられない。押し寄せる快感の波。それは、こうして金本マオを凌辱しているから生じるのか、それとも単に私自身が背徳の美酒に酔いしれているからこそ生じるのか。もう、分からないし、どちらでも良い気すら、してくる。それよりも、今はこの興奮にこそ、この身を委ねなくては。

「ほら、ね、早くぅ……、はぁ、はぁ……、ン。おねだり、は? はぁ…、はぁ……!」
 私は、自分自身の下着が湿っていくのを感じていた。こうなってしまえば、止まらない。
「ア゛ア゛ア゛――――、ァ――――――。」
 金本マオはしばらく絶叫していたが、いよいよ白目をむいて、喋らなくなってしまった。恐らく、気絶してしまったのだろう。それとも、出血多量で、具合が悪くなってしまったのかもしれない。
「何、それ……。」
 そんなの、許せない。赦さない。気絶? ラクになんて死なせない。気絶しているうちに殺されるだなんて、そんなのは許されることじゃない。苦悶の中で、その苦しみが延々と、永遠に続くと思われる中でこそ、お前たちは死ぬべきなのに!
 私のナカに、怒りが蓄積されていく。

/ 128ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp