• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第14章 Let's Go海水浴3~オール~


宿から目と鼻の先にある浜辺は
正にプライベートビーチ。
器用な佐助が、パラソルや、ウッドチェアー、浮き輪まで用意してくれている。
バーベキューの準備で炭をおこすのは信玄
政宗は食材を切り揃えながら
色々各武将達に指示を飛ばしつつ、食事の支度をしていた


「それにしても、まだ着替え終わらないのか?リオは」


水桶を運んできた幸村が、不思議そうに宿の方に視線を向ける
皆が浜辺に来てから、既に四半刻は過ぎている


「女用のみずぎとゆうのは、着替えるのに時間が掛かるのか?佐助」


野菜をその水桶に入れながら、謙信が佐助に素直に疑問をぶつけた


「.....違いますね、躊躇してるだけだと思いますよ、リオさんは」


器用な手付きで、洗った野菜の皮を剥きながら、佐助はしれっと言い放つ


「躊躇?何でだよ佐助」


「それは、来てからのお楽しみって事で、幸村、鼻血出すなよ」


幸村からの質問を濁しつつ、佐助は表情も変えずに、次々と野菜を剥いてゆく


「は?鼻血?何で俺が.......」


「あ、来ましたよ、リオさん」
/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp