• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第51章 Do not get tired of~R18~


ふと、何かの気配を感じたのか
謙信様の動きが止まった。
襖の向こうから、微かに衣擦れの音。

誰か来たっ

慌てて謙信様を振り返り見れば
さして慌てた様子も無く
唇に人差し指を立て添える

嘘、このまま......

言われるがまま、自分の両手で
口を塞ぐ

襖の向こうに人影が現れ


「おはようございます、謙信様、リオさん」


佐助くんの声が聞こえてきた


「佐助か、何だ」


謙信様が言葉を発した瞬間
体の中で大きくなる彼自身

思わず溢れそうになる声を
ぐっと堪えれば、より一層、彼を締め付ける様に変化する、自分の体


「.......ふぅっ.....」


押さえた手の端から漏れる吐息に
慌てて布団をかき集め、顔を埋めた

駄目......我慢しなきゃと思えば思う程
心と体がばらばらに反応してしまう
/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp