第51章 Do not get tired of~R18~
意地悪な光を宿した二つの瞳が
「リオ....朝ですし、何だ?」
そう問いかけられる。
きゅっと唇を噛み、涙を湛えた瞳で見上げれば
「やはり.....止めるか?」
分かりきってる筈の意地悪に
堪えきれず視線を反らす
理性の箍はとっくに外れ
彼から与えられ、それを求める疚しい自分を自覚しながら、言葉を紡ぐしかない
「お願い.....はぁっ....謙信様っんんっもう.....いれ.....てくだ.......さ......あぁぁぁつっ!」
全てを聞き終えないまま
背後から体を貫かれた
脳にまで響くその快感に、ぶるっと体が震える
一気に貫かれた筈なのに、抵抗無く受け入れ
快感を貪る様に体の中が蠢いている
言葉を発さ無くとも
求める体と心が愛しい人を欲して止まない
ゆるゆると優しく奥を刺激しながら
謙信様がはだけた襟元から
甘く首筋に歯を立てた
「んんっ......」
弱い所を全て知り尽くされている
私の体は、翻弄される事しか出来ない
意地悪で一際甘い彼の愛情を一身に受けながら
すっかり明るくなった光に包まれ
刺激的な朝を迎えていた