第48章 海水浴Another~オール~
「むぐむぐ...私、言いましたが?」
その場に居た三人は思い出す
確かに『風の音か何かでしょうか』
との三成の言葉。
顔を見合わせた三人が、言葉無く絶句していると
「何だお前達、勘違いでこの場を騒がしたのか?」
にやりと笑う信長
「リオが叫ぶから思わず......」
「だって政宗が念仏とか言うんだもの」
「お前らだって、そう聞こえたんだろ?」
「私は忍の修行かと、暗闇をはし.....むぐぅ」
「これは仕置きが必要かと......」
くくっと楽しそうに喉を鳴らしながら
光秀がそう呟いた。