第48章 海水浴Another~オール~
全員が揃って夕餉を楽しんでいる席.....
の、筈が楽しんで居るのは一部を除いての様だ。
何故だか痣だらけになっているのは
政宗と家康に、三成
そして、びくびくしている様な様子のリオの姿に何かあった事だけは他のメンバーにも理解できた。
彼女の隣に座っていた秀吉が意を決して
「おいリオ?」
そう問いかけ、肩を叩けば
「ひゃっ!!!!!!!!!」
と、飛び上がる程の勢いでびくりと体を揺らし、恐る恐る顔を見合わせた。
「おおおおおどかさななないで下さい!秀吉ささんんん」
誰が見ても挙動がおかしいリオの様子
「そんな幽霊でも見たよ.......」
言いかけると
「あーあーあー聞こえーないーあーあー.....」
と、自分の両耳を手でぱたぱたとさせながら、叫び出すリオ