• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第47章 海水浴Another~家康、政宗、三成~


前方を見れば真っ暗だった洞窟の中
僅かに光が差し込んで居る場所

そこまでたどり着けば
少し広くなったそこには
海水の溜め池が広がっている


「本来ならば、夜にしか見られ無いのですが、幸いここは洞窟ですので......」


リオの手を離し、行灯を渡し
水際付近の湿った砂を両手で掬う


「リオ様、せーので声をかけたら、蝋燭を吹き消して下さい。良いですか?せーの.......」


言われるがまま、蝋燭の火を吹き消す
同時に、三成が掬って持っていた
両手の砂を溜め池目掛けて投げると

ぱしゃりと滴をあげた箇所から波紋が広がった瞬間、波紋に添う様に、青白い光が何本も糸を引くように、広がってゆく


「わわっ凄い!凄い!何これ!綺麗」


嬉しそうにはしゃぐリオに


「ウミホタルとゆう生物です。昼間は主に砂の中に居るのですが、刺激を受けるとあの様に体内から分泌物を出し、それが海水と反応して光るみたいです、仲間に危険を知らせる為とか、求愛などの目的もあるみたいですよ」


暗くなった今、砂浜のあちらこちらにも、微弱な青い光を放っている部分が見える
/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp