第46章 海水浴Another大人達の戯れ
信長からそれを受け取り
喉に流し込んだリオが
はっとした様に目を見開く姿を
嬉しそうに眺める信長。
「あ、これ、凄く美味しいです」
嬉しそうにそう告げるリオ
「わいんと言う南蛮の酒に柑橘類を絞って混ぜたものだ。宿の主人が、おなごが好むと言っていたのでな」
そうこうして居るうちに
信玄は背中を拭き終わり
謙信によって、髪を結い上げられた。
やはり、いまいち状況の分かって居ないリオが、とりあえず二人にありがとうと告げると
「あのー.....いったい本当にこれは.....」
不思議そうに三人を代わる代わる見る
優しく微笑む謙信
ぱちんっとウインクする信玄
にやりと笑う信長
「「「おもてなしだ」」」
それは、正に戦国武将ホスト倶楽部