第43章 Chocolate truffle～家康～※R18※

「もっ......ダメっっあああっ....」


一際俺への締め付けがキツくなり、ぎゅっと体に力が入るリオ


「俺も......くっ......一緒に......」


ぎゅっとリオを抱き締め、再奥を貫いた瞬間、大きくびくんと体を揺らす彼女の中に、熱い滴りを放出した。

荒い息を落ち着ける様に、力を抜き暫く二人でそのまま抱き締め合う


「家康.....」


名前を呼ばれ彼女を見やれば
少し尖らせた、彼女の唇

優しくその唇にそっと口付ける
ゆっくりと離れ、体を離し起き上がると
ふふっと楽しそうに笑うリオ


「どうしたの？」


「何だか、家康と私がチョコレートみたいだなって思って」


良く意味が理解できず、次の言葉を待っていると


「着物が包装紙で、中身がチョコレート.....たべられちゃったね」


そう言いながら、頬を染めるリオ
さっきまであんなに妖艶だった癖に
子供みたいな彼女の言葉に

自然に緩む口元


「こんなに美味しいちょこれいとなら、毎日でも食べたいし、全然飽きない」


そう言いながら、またリオの唇に優しく口付けを落とした


バレンタインデーじゃなくても
甘い二人の蕩ける時間は永遠に......


Happy
Valentine's day