第43章 Chocolate truffle~家康~※R18※
心臓を鷲掴みされた様な感覚に襲われる
はぁはぁと荒い息を漏らすリオの体から指を抜き去ると
荒々しく自分の着物を彼女と同じ様に、前だけはだけさせる
己自身を彼女の中心に宛がえば
無意識に小さく腰を揺らし、誘うような期待が込められた、熱っぽい瞳で、見上げてくるリオ
直ぐ様繋がりたい思いを堪え
「俺が欲しい?リオ」
意地悪にそう言いながら、彼女の入り口を、ゆるゆると擦れば
切なそうに瞳を歪めながら
「お願い......家康を頂戴ぃ....」
消え入りそうな声で答えてくれる
もう、ほんとあんたって可愛すぎて、心臓に悪い
唇を重ねたまま、ゆっくりとリオの中に体を沈めた
「んーっ!んんっっ」
ぐいぐいと捩じ込む様に押し進む
彼女の中は蕩けそうに熱く、うねうねと蠢きながら、俺自身を刺激する
きゅっと目を瞑って、俺の与える熱に耐えている彼女の目の縁から、つぅっと溢れ落ちる涙
涙一粒とっても、愛しく感じる