第43章 Chocolate truffle~家康~※R18※
君が準備してくれたのは
ほろ苦くて甘いチョコレート
「ちょこれいとが俺みたいって言うなら、今から溶ける程甘い時間を与えてあげる」
唇の角度を代えながら
何度も何度も彼女の唇を啄む
ゆっくりと彼女を溶かす様に
切なそうに眉根に皺を寄せ、少し唇を尖らし受け入れてくれるリオ
舌先で唇をちょんちょんとつつけば
薄く唇を開く、空かさずそこに舌を差し入れた
「んっ.....ふっ.......」
舌を絡ませ合えば、リオから漏れる吐息
ちょこれいとよりも、甘い彼女
もっともっと味わいたくて、舌を絡ませたまま、吸い上げる
「んんんっ....!」
どちらともか分からない滴が口の端から伝い漏れ、彼女の首筋を濡らした
寄せていた唇を離せば、頬を上気させ、とろんとした瞳で惚けた様なリオの顔
「凄く嬉しかったし、凄く可愛い」