第37章 White lie~三成~※R18※
「それでは皆様、目を覚ました時に姿が無いと、リオ様が不安がりますので....」
さりげなくではなく、明らかに皆を牽制し
立ち去ろうとする三成に
各々心の中で悪態をつく
と、ぴたりと歩みを止め振り返り三成が
「言い忘れておりました、あの神社本当は、子宝祈願の神社ですよ。.......楽しみですね」
キラキラとした
最大級の笑顔を残し
その場を立ち去る三成
残されたのは
蚊に大量に刺された
大きなネズミが四匹
「今日は飲むか.....」
「......そうですね、今日くらいは、政宗さんの介抱してあげますよ」
「とんでもない弟分だな」
「くっ...........はぁ、御館様もお誘いするか。間抜けな話も、酒の肴には丁度良いだろう」
やけ酒を煽る事となったのでありました。