第33章 Timid heart～秀吉s～※18※

ぎゅっと腕の中に
閉じ込める


「......っ.....男にそんな事軽々しく言うなリオ。抑えが、効かなくなるっ」


吐き出すように、伝えれば


「.......秀吉さんにしか、こんな事言わな......んんっっ」


奪うように唇を重ねる
どうして、こんなに

俺を煽る...........

柔らかい唇を
味わうように口に含み
舌を這わせる

くぐもった吐息を吐き出す様に
漏らすリオの口内に
舌を差し込めば
辿々しい動きで
答えてくれる


何て甘くて甘美な味


抑えきれない欲望のままに
彼女の口内を舌で犯す

腕の中で小さく震えながら
甘い吐息を吐き続けるリオの体が
くったりと支え無く力を失う

ゆっくりとその体を
褥に組敷いた


「男を煽ると、ほら、な。こんな風にされるんだぞ」


頬を撫で首筋に指を這わせる