• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第26章 Get drunk in love~佐助、幸村~


はたと、顔を見合わせてから
二人は宿中を探し回る

部屋中そこかしこを覗き
天井裏にまで侵入したが
何処にもお目当ての人物達が居ない事を確認し
玄関先で落ち合った二人の思惑どうり


信玄とリオの草履が無い


「今頃リオさんは信玄様に浴衣のまま、身も心も溶かさ......」


「ちょっバカそれ以上言うな!」


「何で?」


「何でって.....おまっ」


真っ赤になって言いよどむ幸村


「想像しちゃうから?リオさんの乱れたあられもない浴衣姿を?頬を上気させて、身を捩るリオさんの姿を?」


「ちょっ!やめろっうるせぇ!」


拳を振り上げるも、佐助に
ひらりと交わされる


「いやーん、幸のえっちー」


「くっそ、黙れ佐助、何だそのえっちーって!バカにされてる事だけは分かるぞっ」


言い返すも、幸村は真っ赤なままだ。

/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp