第23章 Wedge of the love~謙信~※R18※
はぁはぁと息も荒くリオが
「謙信....さまに....だけ.....見てい....いのは....あなただけ.....」
身を捩りつつ涙を流しながら告げてくる
「はした......ない....私の....水着姿......見て.....」
月夜に照らされたその姿は
とてつもなく淫靡で妖艶
陽の光の元で見るそれとは
全く別のモノの様に見える
全くお前と言うヤツは......
耳元に唇を寄せれば強く香る麝香の匂い
塗り込められたそこに舌を這わせ強く吸い上げれば
あっあっ.....と短く嬌声をあげる
リオ本人の意思とは
思わぬ事態に陥ってしまっては居るが
自分の為にと心を尽くしてくれたであろう事が、素直に嬉しく、堪らなく愛しいと思える
「存分に愛してやる」
耳元でそう告げれば
ぴくんっと体を揺らした