第21章 Merci pour le chocolat~佐助※R18※
佐助君は私の足元の方に向かい合わせに片膝を付いて座ると、私の右足を自分の掌に乗せ、頭を垂れて爪先にキスした
「さっ....佐助くんっ....」
驚いてその行為を止めようとするも
佐助君の合わされた視線に、動きが止まる
何でそんな顔.......
「ごめんリオさん」
「僕のした事は最低だよね、君にあんな、はしたない水着を着させるなんて」
確かに、普通に考えてあり得ない
ただ........そう、それは彼の性癖
上気し喜びに震えるそんな顔のまま
「恥ずかしそうに頬を上気させ、潤んだ瞳で武将達を見上げれば、君の魅力に抗える男なんてない、そんな君が僕だけのモノって思っただけで、喜びで心が震え上がるんだ」
佐助はちゅうと親指に吸い付き、舌を出して指の間を舐め始めた
「君に.......ふぅっイヤらしい視線を向ける.....そんな武将達の.....んっ......あの顔......」
指をくわえたり、嘗めたりしながら、佐助君は言葉を紡ぐ
ぴちゃぴちゃとわざと音をたてるようにして。
その音でも彼自信が、自分で自分を昂らせているのが分かる