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フォンダン・ショコラ【ハイキュー!!】

第2章 この腕の中の君 ※【黒尾鉄朗 続編】



灯籠が作り上げる陰影が、梨央の裸体にも落ちる。
湯けむりも手伝って、酷く艶めかしい。
俺はそこに誘われるように顔を近づけた。


「そんな近くで…恥ずかしいよ…」


足を元に戻そうとする梨央の膝を押さえ付ける。

「今更だろ。さっきだって見たし」

「だって…今は私だけこんな格好…」

わかってるよ。
梨央だけそんなとこ晒して、恥ずかしいよな?
いいんだよ、それで。
恥ずかしがってる梨央も、梨央の一番恥ずかしい場所も、ちゃんとこの目で見たいんだから。


「ここも、舐めさせて」


足の付け根に舌を這わせ、割れ目にまで続く窪みを舐める。
それから指でそこを左右に開き、中が潤っているかどうかを……


「すっげ、ヌルヌルじゃん」

「そんなこと言わないで…」

「クリも膨れてんぞ」

「だから言わないで…っ」

「ほんっとエロいな、梨央は。俺おっぱい舐めただけだよ?」

「だって…きもちいんだもん…」


恥ずかしそうに眉尻を下げる梨央を見てると、堪らなく加虐的な気分になる。
俺はゆっくりとそこに舌を伸ばした。


「!?」


でも、割れ目の中にもクリトリスにも触れてやんねぇ。
刺激するのは外側だけ。
腟口ギリギリのところまで舌先を伸ばして、また足の付け根まで戻る。
秘部からはどんどん遠ざかり、太ももの内側に何度も吸い付いて、片足が済んだら逆の足へ。



梨央の腰が揺れてる。
もどかしいんだろうな。
その場所を俺の舌先へ持ってこようとしてるみたいだ。
不規則に息をしながら、俺を見下ろす潤んだ瞳。


「んんっ…。てっちゃ…、何で…」


"何で舐めてくれないの?" って?


そりゃあ……



「梨央。自分でしてみて?」



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