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フォンダン・ショコラ【ハイキュー!!】

第2章 この腕の中の君 ※【黒尾鉄朗 続編】



お望みどおり、指を二本に増やして中を掻き乱す。
溶けるんじゃねぇかって程、熱くてトロトロだ。


「んんっ…鉄朗く、んっ…」


すぐ真下の梨央は、眉をひそめて、目尻にじんわりと涙を浮かべてる。
その顔を見ているだけで、局部が固さを増していくのがわかる。

快感の頂点に昇っていく梨央の姿を焼き付けながら、ただひたすら二つの指を濡らす。

「やだやだっ…イッちゃ…う、てっちゃんっ…!」

「いいよ。イケよ。見ててやるから」

「や…っ、見ちゃいやぁ…っ」

ヤダね。
こんなに腰をくねらせてエロい顔した梨央、一瞬でも見逃せねぇ。

欲にまみれた梨央の顔。
俺が、こんな風にしてんだよな。
堪んねぇわ…。


「も…ほんと…やっ…、イクっ、ダメぇっ…!」


上擦ってた声が高い音で割れて、ビクビク腰が跳ね上がる。
差し込んだままの俺の指をきつく締めつけ、梨央はイッちまったようだ。



肩で呼吸しながら、ボーッと一点を眺めてる。


「すげー可愛いイキっぷり」


両手で顔を挟み、俺と視線が合うようこちらを向かせる。
すると、困ったように眉を下げた。

「そんな恥ずかしいこと言わないで…」

「好きなクセに。まだ指欲しい?舌?それとも"アレ"?」

「……」

ありゃりゃ。
黙っちまった。
赤い顔して、俺を見つめてる。
その瞳で訴えてんのは、"アレ"か?ん?
わかんねぇフリすんぞ?


「どした~?激しすぎた?ちょっと休憩する?」

ゆるゆると首を振る梨央。


「……休憩、いらない」


ですよね?
わかってるって。
でもハッキリ言わないなら、俺も…



「てっちゃんの、欲しい…」




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