第2章 この腕の中の君 ※【黒尾鉄朗 続編】
「今日の下着、もしかして俺が好きそうなの選んでくれた?」
直球で聞いてみれば、少し恥ずかしそうに口ごもる。
「う…ん。あの…この前、黒いの、喜んでくれたから。セクシーな感じ好きなのかと思って…。……違った?」
恐る恐る聞いてくるのが可愛い。
勘違いだったらどうしよう、とか思ってんのか?
「違わねぇよ。すげー好き。そんで、すげー似合ってる。めちゃくちゃ興奮するわ」
濡れそぼった腟口に指を差し入れると、何の躊躇もなくそれは指先を飲み込んだ。
「んんっ…」
梨央の腰が浮く。
ゆっくり抜き差ししてやるけど…たぶん、足んねぇよな。
「梨央センパイ。どうして欲しい?」
「…も少し、奥…がいい」
だよな。
わかってて言わせるとか、俺も性格悪いな。
でもおねだりする姿が可愛いから、ついつい俺の中のSっ気が疼く。
指を根元まで差し入れて奥の粘膜を擦ると、蜜が溢れ、俺の手の平まで滴ってくる。
「センパーイ。指もう一本増やしたら、もっと気持ちいいかもよ?」
一旦動きを止めて、悪魔の囁き。
梨央は浅く呼吸を繰り返し、それからコクッと喉を鳴らした。
ほら。
その可愛い口で、
声で、
ねだってくれよ。
「指…もう一本入れて…」
「うん。誰の指?」
「…鉄朗くん」
おい、何だよ…
従順過ぎる……!
エロくて可愛くて堪んねぇ。
俺のアソコに、一気に血が巡った感覚がする。