第2章 この腕の中の君 ※【黒尾鉄朗 続編】
「てっちゃ…ん、やぁっ…」
「鉄朗くん、だろ?」
「てつろ…くぅ…ん……あぁっ」
素直に俺の言うこと聞いてくれるとか。
ほんっと、可愛いわ。
そんで、言葉攻めすると潤んだ瞳で俺を見つめてくる。
相当なMっ子だよなぁ?梨央?
そろそろ脱がせないと、下が大変なことになってるかもしんねぇ。
俺はスカートを捲ると、ショーツの中に手を入れてそれを確かめる。
「ああっ…」
想像以上だ。
「やっぱりね。びしょ濡れじゃねぇか」
本格的に汚れそうだから、綺麗な脚からスルスルと脱がす。
本当は、下着姿も存分に楽しみたい。
周りにはあんま理解してもらえないけど。
木兎やリエーフなんかは、早く脱がせたい派だ。
どんな下着を着けてるかなんて、大して覚えてないとまで言っていた。
ああ、勿体ねぇ。
大事なとこ隠してる色っぽい下着姿、すっげぇ興奮すんのに。
女の下着ってのは凝ってて、色や素材、形も様々。
セクシー系だったり、清楚系だったり。
それに、セックスを楽しませる目的で作られた際どいものまである。
興奮材料は、女の裸だけじゃねぇのにな。
しかも、セックスする展開になるのがわかってる日の下着は、自分のために選んできてくれた一着ってワケで。