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フォンダン・ショコラ【ハイキュー!!】

第1章 近くて遠い君 ※【黒尾鉄朗】




二人分の呼吸が重なる。


まるでそれは、想いを重ねるように。


「あっ…てっちゃん…っ」


「梨央…っ」


「ぁあ…っ!」


全てを曝け出して俺を求めてくる梨央ちゃんの指先が、俺の肌に食い込む。
一際梨央ちゃんが声を高くした後。
俺もめいっぱい耐えていた欲を吐き出した。


体はもちろん、快感に支配されていて。


それと同じくらい、心を潤す幸福感。











不思議だ。


これまでの時間の中で、今が一番梨央ちゃんのことが好きだ。





きっと明日は、もっと好きになる。






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