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威 風 堂 々【文豪ストレイドッグス】R18

第1章 荘厳にして、可憐






「っぁ…!……ん」


ほんのわずかな声が、私のすぐそばで聞こえた。

柔らかな唇を味わいながら、手を足に這わせる。



するするとその抜けるように白い太腿をなぞり、内腿から秘部へと近付けてゆく。



温かい。

生きた生物の体温だ。




唇を離して、その白い太腿に口付ける。

だけど、どうしようもなく、その印に目がいった。




花嫁衣装のはだけた真綿の腿に赤く付いているそれに。


あの男…

どれだけ 真綿の柔肌に触れたんだ




「これだから……」

「お、さむ……?」



治、そう呟いた真綿の言葉ごと、乱暴に唇を塞ぐ。


ほら矢ッ張りこんなことになった、森さんの命令なんて反駁してでも

真綿を あの男と一年も一緒に
二人きりで住まわすんじゃなかった。



さっさとその首をとっておくんだった。



「ごめん、優しく出来ないかも。」



そう言ってから指を、真綿の蜜口に差し込んだ。





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