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威 風 堂 々【文豪ストレイドッグス】R18

第13章 蹌踉めく唇を重ねて





却説––––


惜しいようだけれど

楽園で微睡むのはもうお終いだよ……



それでも君たちが、ここを望むと言うのなら。


いいとも。


僕の、この生易しくて美しいだけの白昼夢で

君が救われるというのなら。



この不夜の楽園は、僕が居る限り

夢から醒めることはない。




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