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砂糖依存症!!

第3章 ご機嫌ななめなアイスクリーム



今の私は機嫌が悪い
多分そんなことは皆わかっている

怒ってるっていうよりすねてるって
言った方がよく合ってる状態


いつもなら多少すねていおうと跡部や向日
忍足が話しかけてくるものだが
今の私に話しかけてこようとする奴は
1人もいない

それ程までに不機嫌なのだ


「椎ちゃん…?ええ加減
機嫌直してもええんやない?」

「知らん」

「ほっとけ忍足。いつもの我が儘だろ」

「我が儘…だと!?
ふっざけんな跡部のせいだろうが!!」

「はぁ?なんで俺のせいになるんだ」


こいつ意味わかんねぇみたいな
顔しやがって!!!!


「今日新発売のクレープ!!!
跡部のせいで食べ損なった!!!」

「部活優先に決まってんだろアホか」

「はぁ!?元々最優先されるはスイーツって
条件だったじゃねーか!!!!!」


そう、元々私は自分から希望して
テニス部マネージャーになったんじゃない

だって放課後とかさ!!
スイーツ巡りしたいじゃん!?
部活とかやってる暇ないじゃん!?

だから帰宅部になろうと思っていたのだが
残念ながらこの学校には
帰宅部というものが存在しておらず

なら、どの学校にも一つはあるであろう
名前だけの部活に入って
スイーツ三昧な生活を送っていた 平和に


しかし、私のような糖分過剰摂取女は
珍しいらしく学校で噂になっていたんだと
(byあーちゃん談)

そこで跡部が興味を持ってしまった


ここから!!平和が!!崩れました!!


興味を持った人は近くに置いておきたい
という意味のわからないポリシーを持つ
アホ様の横暴で私は無理やり
テニス部のマネージャーになる羽目に
なったというわけです

勿論、断った
何よりも甘いものが優先だから!

そしたら跡部が
「スイーツ優先でいい」って言うから
渋々、ここ大事
渋々!!マネージャーになったというのに

結果これですよ




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