• テキストサイズ

9人に奪われるカラダ~夢から覚めるために~

第1章 プロローグ


まず、2階なのになんで人が立ってるの?

窓どうやってあけたの???
あ、羽結構キレイ…

「美しい淑女(レディ)、名はなんという?」


「え、あ、はい、くうって言います…」


「くうか、可愛らしい名前だな」


「そりゃどうも…」

金髪の長い髪、前髪も長くて、月光を背に靡く髪が艶かしく見える


「美しい淑女、私は君の美しさに惹かれてここに来た。」

私が美しい?そんなわけない。何言ってんだこいつ…


「私はインキュバス。美しい君の乱れ、喘ぐ姿が見たい。」


「…はい?」

なんのこっちゃわからない…

「私はこれから君を眠らせ、夢を見させる。その夢は淫らな夢…つまり、エッチな夢だ。」


「はぁ…、それで?」

何が何だかさっぱりわからないままとりあえず話を聞く。


「その夢の中で君は9人の男に会う。その9人から求められ、愛される。その9人から最も愛する1人を選び、その最愛の1人を殺さないとこの現実には帰ってこれないんだ。」


「どういうこと…?」


「まあ簡単に言うと、
私が今から君を眠らせて夢を見せるからその夢の中で1人最愛の人を見つけて、その人を殺さないと目を覚まさせてあげないよ。っていうことだよ」


「何でそんなことするの…?」


「君の美しい顔がたくさんの感情で変わるところが見たいんだよ」

非現実的過ぎて受け入れ難い。

本当にそんなことできるの?


「習うより慣れろ。だよ
おやすみ、淑女。」

その言葉の直後に、有り得ないほどの睡魔に苛まれて私は眠りに落ちた。
/ 3ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp