• テキストサイズ

【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第11章 消えていきそうだ










【赤司】
「・・・彼を導くのは、俺じゃなくて・・・はちなのかもしれないな。


・・・・いや、これは確信だ。」








ぽつりと呟かれた言葉。

聞き返したくても、赤司くんが纏う雰囲気が拒否している。


『・・・確信なんか、じゃないよ・・・』


私もまた、彼に聞こえないような声で呟いた。







その声は、風に流されて消えていきそうなほど、自分でも分かる弱々しさだった。





/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp