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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから
第2章 どこに来た?
ガヤガヤとうるさい音が鼓膜を揺らす。
脳裏に蘇ったあの一瞬。
痛む手首とズキズキしている頭が、現実だと知らしめてくれた。
「・・・から・・・・しろ・・・・!!!!」
・・・誰の声?
なんか叫んでるみたい・・・。
売り物に傷が付いたから焦ってるのかな
ふっ
ざまぁみろとしか言えない・・・
あぁ、でも危険な状態なのは私の方だったね
もう、意識は1ミリも残っていなかった。
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