第6章 色彩豊か
言葉が出ないとは、まさにこのことなんだろう。
いや、赤司家の大きさなんて色んな人から聞いてたし(主に黒バス友)
でもこれは・・・予想以上だわ・・・
【赤司】
「・・・そんなに食い入るように見なくても」
『い、いやいやこれはすごいって!』
何もないかのように門を開いて中にはいる赤司くん。
いや、自分の家なのにビクビクしながら入る方がおかしいか・・・
赤司くんを追うように後をついてった。
【赤司】
「・・・入ってくれ」
『お邪魔しまーす・・・・・・ふごっ!?』
すごっ!と言うはずが、ふごっになった。
それを見てか、クスクス声が聞こえてくる。
『ちょ、笑うことないでしょ!?』
【赤司】
「・・・んん"・・・笑ってはいないよ。心配するな」
いや・・・絶対に今笑ってたよね・・・。
咳払いが聞こえてきたんだが。
『そーかいそーかい。
・・・じゃあ、ここ座らせてもらうね』
【赤司】
「自分から怒ってきたくせに、なんだかヤケになってるね。
どうぞお構いなく」
いやお構うけどね
っていうか、別にヤケじゃないしー
ソファーに腰を下ろすと、その隣に赤司くんも座った。