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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第36章 身近なモノ






・・・、


『・・・。』



「・・・?」







なんで青峰がレモンのはちみつ漬け食べてんのよ!!







紛らわしいわ!
ちょっと感動的になってたのに!




『ったくもーーー!』


【青峰】
「あーあーキンキンうるせーやつ。
・・・食うか?」


『いらん!』



ってかそれ朝練用につくったのになくなったやつ!

盗んだのおまえか!




むくりと起き上がり、あくびをする。


青峰もあくびをしながら、レモンを食べた。




風だ・・・。





きもちー・・・。






『・・・あーおみーねー』


【青峰】
「んだよ」


『・・・バスケ、楽しい?』


【青峰】
「・・・。」


『・・・なんとも言えない?』


【青峰】
「・・・バスケは好きだけど、楽しいかどうかはわかんねー」


『・・・わたしと、バスケやる?』


【青峰】
「・・・バカにされてんのかな俺」


『してないしてなーい』








ってなわけでバスケ。

1on1ってやつか!!



【青峰】
「ほら。お前からでいーよ」


『あざーす!
じゃあいくよー』






目が光る。

青峰も、遊びとはいえ本気だ。



『・・・そんな簡単にボール渡せるかーーー!』


【青峰】
「うおっ!?」



取られそうになったけど、咄嗟に青峰の後ろにぶん投げる。

誰もいないのに。




壁にぶつかったボールをキャッチして、また青峰と向かい合う。



【青峰】
「・・・今のって、普通に俺ボールなんだけどな」


『線決まってないし!
お願い許して!』


【青峰】
「・・・ったく・・・」





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