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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第5章 どうにかできる





にじむーと他愛な話をしながら、とうとう帝光中体育館に到着。


あの色彩豊かな、独特のオーラを醸し出すあの人達を思い出すと、なんだか胃がキリキリしてくる。



【虹村】
「・・・どーした?」


『・・・胃が・・・痛いんですよ・・・』



自分から聞いてきたくせに、彼はどーでもいいーみたいな感じでスルーしていった。


私がそれに突っ込んだことは、言うまでもない。










【虹村】
「・・・ってことで、今日から桃井の手伝いしてもらうことになった。

おら、早く挨拶しろ」



『・・・三井はち、です』


そんなキツイ言い方しなくてもいいのに・・・と少々ムスッとしながら挨拶を終える。



【桃井】
「あー!あなたがはちちゃんだね!
私は桃井さつき!よろしくねー!」



すると、我が最大の女神、桃井さつきという人物が笑顔を降らした。


当然、私の心はその笑顔に鷲掴みにされて。



『うん!
大好きだよさつきちゃん!』



【桃井】
「うぇ!?
あ、ありがとう?・・・で、よかったのかなぁ?」



ポカーンとしているさつきちゃんのその顔さえも可愛いと思ってしまう。

だって可愛いんだもん
そりゃモテるよ!


ポニテを揺らしながら首をかしげるさつきちゃんに、気にしないでと謝っておく。



【桃井】
「ううん!そういってもらえて嬉しいよ!私もはちちゃん大好き!」




ズッキューーーーーーン






その瞬間の心情を表すとしたら、満場一致でこの言葉だった。












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