第30章 紫のお菓子
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・・・ギックリ腰なう
理由は聞かないでね
本当にこうなるなんて私も思ってなかったから
『あいたたたたっ!!!!』
【赤司】
「ったく・・・何をしたらこんな風になるんだ」
「たぶん赤ちんのせい~」
【赤司】
「・・・・・・え?」
えぇそうですそうですとも
赤司さんが野菜売り場にいたんですよ
正確に言うと、豆腐売り場
・・・湯豆腐でも作ろうとしてたんですかね
でもまさかそんな所にいるとは思わなくて、こうなった
いたたたた・・・
【赤司】
「・・・・・・なんだかよく分からないが謝っておくよ」
すまない、と頭を下げられる
やめて!あなたは悪くない!
『赤司くんが悪い訳じゃないから!
頭あげて!』
赤司家の御曹司に頭を下げさせてしまった
はっ、これは少し社会面において有利なんじゃ・・・・・・・・・んなわけない
なにを馬鹿なこと考えてるんだあほ!
変なこと考えてるから余計腰いたくなった!最悪!
・・・もう金輪際、赤司くんが野菜売り場にいないなんて言わない