• テキストサイズ

【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第28章 青の心


────────────────────┐はちside




只今、さつきとパフェなうです!



『見て見てさつき!
めっちゃおっきい苺だよ!』


【桃井】
「あははっ! はちちゃん喜びすぎ~!」


『とか言いながらさつきもはしゃいでるじゃ~ん』




えーそんなことないよ~

なんて言いながらパフェを連写して撮っているさつき



甘いものに目がないんだなぁ~
女の子だもんなぁ~




微笑ましく眺めていると、突然動かしていた手を止めた彼女




『・・・ん? さつき、どうかした?』



【桃井】
「・・・・・・はちちゃん」

『ん?』





あの夜中の電話のように、1拍置かれる



でも、あのときとは違う緊張感


胸がザワついた







もう一度、私の名前を呼んで、









【桃井】
「────協力してほしいの」










さつきは、突拍子なことを告げてきたのだった









パフェの上に添えられていたアイスは、溶けかけていた


/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp